一般公募した1000程の「実在する顔」のひとつの、巨大なバルーンだそうだ。
制作チームの女性の14歳の頃のイメージらしい。
モチーフというより
思春期のイメージの、ただの作品的な 展開のように思うが…
提示にとどまるような、出オチのような気もするが…
… まあ企画ってそんなもんかな?
■
今回は、見つめられることに対して
「見つめ返す顔」として選ばれたらしい。
青春だわな…
■
で、ルドンの40代までの白黒の一つ目を描かずんば得ず!
と、同じかな? と思えたのは収穫。
■」
美術とは
異界の垣間見の提示だから
ま、そいいうコトだろう。
美術だけじゃなくって「藝術」全般が
「異界」見物である。
細野晴臣が、世界中の音楽を渉猟して
30代までに
「観光」
に行き当たったのも
そういうコトかと思う。
■ 記事
「えっ!あれっ誰?」…東京の空に「巨大な顔」
読売新聞 2021/07/16 11:08
巨大な人の顔が16日、東京都渋谷区の空を浮遊した。まるでシュールレアリスムの画家が描く夢や幻想の世界が現実になったような奇妙な光景が、通勤や散歩中の人々の目を奪っていた。
東京五輪・パラリンピックに合わせて東京都などが主催し、現代アートチーム「目[me´]」が企画したプロジェクト。チームのメンバーが中学生の頃に見た夢をヒントにしており、タイトルは、ずばり「まさゆめ」。
バルーンのように浮き上がった顔は20メートル超はありそうで、公募で選ばれた実在の人物の顔をかたどったもの。世界中から0~90代の1000人超の応募があったという。
「目[me´]」の南川憲二さん(41)は「コロナ禍での決行には葛藤もあったが、巨大な『他者』を見つめることで、改めて人類が共存することを実感し、その意味を考える機会にしてもらえたら」と話している。
■
■