225 戦記

225先物の データと建玉、相場雑感。

山田玲司の高橋留美子

山田玲司氏の youtube高橋留美子篇がよかった。

 

 

山田玲司は一世代下だが、1970-80年代をよく知ってるし

当時は子供だったくせに、やたらと分析も正確である。

才能ってやつだなー、うらやましい。

 

 

賑やかしの40代出演者3人がウザいが

団塊から見た我々も同じウザザさかもしれない。

 

民青とブントと各セクトのの立ち位置が分からないヤツとしゃべりたくねーー

的な意味で…(笑)

 

 

 

本題であるところの、恐竜が滅んだ後の世代、TR層の話については

マガジンの小林まこと「12の三四郎」をどう位置づけるのか

 

また、時代を画したといえば チャンピオン「がきデカ」こまわりくんを

無視できないが、時代性としてどう語れるのか

 

がきデカ」の先行作品1972年「喜劇新思想体系」が

1970年「光る風」の僅か2年後だが…

 

1970年代の時代性はもっと複層的に語られるべきではないか?

など、捨象されている作品や視点も多いが

 

 …

 

それはそれとして

48分の面堂終太郎の「くらいよせまいよこわいよー」が

妹から見たお兄ちゃん像であるとか

 

52分からの

1970年母を失った男の物語など

ちょっと感動的なまでのシャープな分析である。

 

 

【山田玲司-320】終わらない日常の誕生と終焉〜高橋留美子が生み出した「読まれる漫画」の法則! - YouTube

 

 

シリーズでやるらしいので

ほかの動画も観てみよう。

 

山田玲司

作品は「またいで」いたが、評論家としては凄いなー

 

 

1970年代は高度成長の終わり

金の卵の就職列車の終わり、蒸気機関車SLの終わり

故郷を捨ててきた二度と帰る気のない20代30代が東京に満ち満ちていた時代である。