225 戦記

225先物の データと建玉、相場雑感。

自転車にヘルメット。勘弁してくれ。

1976年「一姫二トラ三ダンプ」と言われていた1970年代半ば
本田が女性ターゲットの50cc原付ロードパルを発売した。



女を車道に出すな、交通がマヒする!女が死ぬ!!人口が減る!!!
という警察の制止を振り切っての発売で
女性バイク人口は激増した。


どうにか交通安全を守れないか、、路上の治安を守れないか

女性バイク人口を抑制できないかと知恵を絞った警察が開発したのが

「ヘルメット義務化」である。



当時はロレアルなどヘアスプレーのTVコマーシャルがうるさいほど流れていて
大人の女性は肩上、首の上の髪がくるくるしてるのが一般的であった。

オバちゃんはふつう毎日カラーをクリクリに巻いて真っ白にパックして寝るのが宗教というかドグマで
マンガなどでも深夜を表現する時にはネグリジェ主婦が頭いっぱいにカラーを巻いてる姿を画面に挿入した。

 

一晩せっかく巻いた髪型が崩れるヘルメットの義務化で女性ライダーを抑止
女性のの命と交通安全を守ろうとした本邦だが
ロレアルが「一日中カールがもつスプレー」で脱法化した。

 

ロードパル革命

結果的に女性のバイク人口は増えたが
趨勢的に交通事故は減っているし
成人女性の平均余命はほどなく80年、、つまり平均年齢100歳を超えるだろう。


女性に余分なものを求めなくても
社会が女性ドライバーを受け入れ進化したのである。


結果的に
今日的には、女性の無謀運転を路上から排除しようという明らかな性差別である。
猿学でも人類学でもメスの無謀は種としての必要の要請である。
それを前提として種は存続し繁栄してきたのである。


100万年の摂理を、神より古い生命の原理を
法律や今般の閣議ごときでどうにかできるモノではない。

 


今回も
40数年前の女性馴化政策で自転車の無謀運転は止まるまい。
子乗せ自転車は必ずマナジリを決してオレに突っ込んでくる。

あと時速1キロのジジイ自転車ジグザグ運転にヘルメットが有効かどうか疑問だ。



自転車くらい
ふつうに乗せさせてほしい。


子供や女性、そしてジジイが道路で好き勝手にするのは
昭和以来の 本邦の伝統である。

 

女房に言わせると
車や自転車、なぜ危ない時に止まらないか?
走る必要があって走ってるのに止まれるわけがない。


走るか止まるか?判断が出来なければ
走るしかない!

ふつう、そうやろ?

 

だそうである。

 

■ 記事


自転車が「ヘルメット着用」義務化で“自転車乗りへの不満”噴出「逆走、無灯火、信号無視をなんとかしろ」


12月20日、改正道路交通法に関連する政令閣議決定され、2023年4月から、年齢を問わず自転車に乗るすべての人へ、ヘルメットの着用が努力義務化されることになった。

これまでは、13歳未満の子供を対象に、保護者がヘルメットを着用させるよう努めなければならないとされていたが、今後は全年齢が対象となる。背景には、自転車の事故で死亡した人の多くが頭部に損傷を負っており、ヘルメット着用で少しでも被害を減らしたいという考えがある。

警視庁によれば、2021年までの5年間に起きた自転車の事故では、ヘルメットを着用していなかったケースは、着用していたケースより致死率が2.2倍以上、高かったという。


SNSでは、ヘルメット着用に対する反響とともに、自転車に乗る人たちへの不満が一気に噴出している。

《自転車ヘルメット、安全性の為にというそれ自体は納得するんだけど、それと合わせてそもそも逆走だの信号無視だのという道交法違反がまかり通ってる現状を何とかしてくれとか自転車レーンの整備と路駐車の排除とかの基盤部分をマシにしてくれとか同時に要求されたいこと100億個くらいある》

《あのさ?誰も守らない努力義務の前に、逆走、夜間無灯火、一時不停止をする者に罰金の義務化をしなよ》

《自転車乗りを守るための法律もいいのだけれど、車両なんだから道交法にのっとって罰則付きの法律を作って欲しいな。一時停止しない、信号無視、歩行者妨害、イヤホン、傘差し運転…それで事故もらったほうはたまったもんじゃないです。注意で終わるからまた違反するわけで》

「実際、自転車の交通違反は近年、大きな問題になっています。警視庁によれば、都内の交通事故の発生件数自体は減っているものの、自転車がかかわって起きた事故件数は増加傾向にあり、2021年は、全体の4割以上を占めていたといいます。10月末からは、警視庁が自転車の交通違反の取り締まりを強化し、悪質なものは『警告』に留めず、刑事罰の対象となる『赤切符』を交付して検挙する方針となりました。

日常的に自転車を利用する人は多いのですが、車のように交通ルールを学ぶ機会が少ないため、違反者も多くなってしまっていることは以前から指摘されています。ヘルメット着用のニュースを見て、あらためて道交法を学ぶ人が増えるといいのですが……」(社会部記者)

自転車は、道交法では「軽車両」として位置づけられる。自身や周囲の安全を守るため、ルールを遵守するモラルが求められている。