cpi軟化インパクトだそうだ
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■サマリー
東京株式(大引け)=823円高、米長期金利低下で買い戻し加速
2023/11/15 15:49:07
15日の東京株式市場は主力株中心にリスク選好の地合いが加速し、日経平均株価は800円を超える上昇となり今年最大の上げ幅を記録した。
大引けの日経平均株価は前営業日比823円77銭高の3万3519円70銭と大幅高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は18億5915万株、売買代金概算は4兆6357億円。値上がり銘柄数は1058、対して値下がり銘柄数は539、変わらずは62銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が全面高に買われたことを受け投資家心理が改善、指数寄与度の高い主力銘柄中心に高水準の買いが入った。日経平均は朝方高く始まった後も先物に引っ張られ一貫して上値を指向、終値で3万3000円台半ばまで水準を切り上げた。時価は9月中旬以来2カ月ぶりの高値圏に浮上している。前日発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想を下回り、米長期金利が急低下した。これを受けて米国株市場ではハイテク株を中心に買いが入り、ナスダック総合株価指数の上げが目立ったが、東京市場はこれに追随する形で買い戻しが活発化した。特に半導体関連株に物色人気が集中し、全体相場を押し上げる格好に。ただ、値上がり銘柄数は全体の6割にとどまり、先物主導のインデックス買いの影響が大きかった。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920.T>が堅調、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>などが大きく買われ、ソフトバンクグループ<9984.T>、ソニーグループ<6758.T>なども水準を切り上げた。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>、キーエンス<6861.T>も高い。出光興産<5019.T>が急伸、リクルートホールディングス<6098.T>も上値を追った。ベネフィット・ワン<2412.T>、パソナグループ<2168.T>、ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>がストップ高に買われ、ツルハホールディングス<3391.T>、ギフティ<4449.T>も値を飛ばした。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が軟調、SMC<6273.T>も値を下げた。三菱重工業<7011.T>も冴えない。T&Dホールディングス<8795.T>は大幅安。このほか、ベース<4481.T>、フリュー<6238.T>が急落したほか、電通グループ<4324.T>の下げも目立った。
出所:MINKABU PRESS
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